為替レートが変動するワケ
FXというものは、基本的に経済指標と世界情勢から成り立っています。ですので、これらの知識を得ることは非常に大切です。
しかし、経済指標などを知らないと、完全にチャンスを逃すのかというと、そうでもありません。あくまで、きっかけが世界情勢の変動や経済指標であり、それらを元にした為替変動はパターン化され、何度も何度も同じように繰り返されます。
為替の知識としては、通貨は商品であると認識をし、為替レートがあがったり下がったりする仕組みは、ものやサービスなどの商品の価格があがったり下がったりするのと同じと考えればいいでしょう。
通貨は需要と供給の関係で価格が決まる
商品も通貨も、人気があれば需要は高まり、それに伴って価格が上がります。例えば、マクドナルドのハンバーガーが値上げをしました。値上げができるのは、基本的に人気があって、消費量が伸びているから「値上げしても問題ない」という判断です。
その背景には原材料の小麦などの価格が上がったという理由もあります。それに対し、100円コーヒーなどのように、客寄せのために100円と決める場合もあります。何度も価格が変わるハンバーガーやコーヒーなどのように、通過も様々な要因が絡み合って、価格が変動します。
資本投資や貿易決済の影響
基本的に、為替を変動させる実需は、「資本投資」と「貿易決済」です。
資本投資というのは、例えば日本の景気がよくなると、国外から日本株や債権への投資が増えます。その際に、海外の通貨を日本円に替えて、株や債券を購入しますので、日本円が買われることになります。結果、為替は円高方向に動きます。
資金が流入した国の通貨は上がり、流出した国の通貨は下がることになるわけです。もう1つの実需である「貿易決済」でも流れは同じで、輸出する際、相手国から貰った通貨を自国通貨にするので、輸出した国の通貨は上がり、輸入した国の通貨は下がります。
2国間の金利差と為替変動の関係
低金利通貨は高金利通貨に換えたほうが増えます。低金利の国で資金を調達し、高金利の国の銀行に預ければ、それだけで増やすことができるわけです。
その他、GDPや雇用などの経済指標や、国家財政のプライマリーバランス、中央銀行の為替介入、など、様々なことが為替の変動の要因としてあげられます。
